あけましておめでとうございます!

塩田屋の従業員Mです!

これからクレー射撃を始める方で上下二連銃の選び方がいまいちわからない。。。

そんなお客様に全力で各社のメーカーの特徴を店内で説明していましたが、銃はホントに奥が深くて。。何度も見返せるブログでほんの一部ですがご紹介出来たらと思います!

記念すべき第1回は上下二連銃における各メーカーの機関部!各ロック機構の効果と特徴についてホントに一部ですがご説明します!

○大きく分けて3つ!上下二連のロック機構

 

 1.アンダーロック機構

 2.センターロック機構

 3.トップロック機構

 


アンダーロック機構

アンダーロック機構で有名なのはやっぱり国内メーカーの「B.C.ミロク」ですよね。

ちなみ 「B.C.ミロク」 の上下二連銃はすべてこのアンダーロック機構で設計されています。

○アンダーロック機構の特徴

 1.製造コストを抑えられる為、銃自体の価格も抑えられている!

 2.マズルジャンプが高くなりやすい!?

 3.設計上の理由から部品が摩耗しやすい!

 4.修理し易い!&他メーカーよりも修理費用が安い!

1.そのままです!

2.機関部の全高が高くなり易いロック機構だからです。機関部の重心が高いと肩に伝わる”反動の高さ”も高くなるので銃口の跳ね上がり(マズルジャンプ)も高くなり易いです。

また、一定の速度でスイングすることが比較的難しくなります。写真の2枚目はミロク機関部の全高をノギスで測った写真です(大体41.5mm)。

つまり、アンダーロック機構は二の矢が不利になりやすいという要素があります。

実は競技志向の高級上下二連は機関部の重心を低くするためにかなりの時間とコストを割いています。例を挙げると、ペラッツィ社の「HIGH TECH」シリーズのワイドレシーバーはまさしく機関部の重心を低くするための設計です!

3.先台のガタツキや閉鎖不良といった症状が出るまで比較的早いという設計上の特徴があります。

4.ぶっちゃけこれはアンダーロック機構と関係ないです。ミロクが国産だからです。国産は関税とか物流費とか、色々マージンが無いのですw

 


センターロック機構

200万円以上の高級コンペティションモデル「DT11シリーズ」から50万クラスのエントリーモデル「68シリーズ」と幅広い価格帯のモデルを展開している有名なセンターロック機構のメーカーといえば、そう!「ピエトロ・ベレッタ」です!

ベレッタが採用しているセンターロック機構には以下のような特徴があります。

○センターロック機構の特徴

 1.銃の価格が高くなりやすい!

 2.マズルジャンプが低くなりやすい!

 3.3つのロック機構の中で耐久度が一番高い!

1.センターロックは機関部を製造するときにコストが掛かる為、銃自体の販売価格が高くなりやすいという特徴があります。

2. センターロック機構は機関部の全高を低くすることが出来る為、マズルジャンプを抑える事が出来ます! アンダーロック機構でも紹介しましたが、反動の軸が体の中心に近ければマズルジャンプを抑えることができます。ベレッタオーナーの方は是非2の矢の撃ち易さを感じてほしいですね!その撃ち易さにはお金が掛かっているのです!w

他にも、ベレッタには反動を抑える為のシステムや散弾のパターンを良くするための独自の銃身技術があるのですが、とても長くなるので今回は割愛します。

写真の2枚目はベレッタ686シリーズの機関部の全高をノギスで測った写真です(大体36.0mm)。アンダーロック機構のミロクと比較しても全高が低く出来ています!

3.開閉動作でカンヌキにかかる負荷が2本に分散される為、後述のトップロック機構よりも耐久性が高いという特徴があります。上下二連を購入する上で長く使用できる機関部を選択したい人はおすすめです!


トップロック機構

妥協するなら捨てる」が社訓!

その人の体格に合わせた最高の上下二連をオーダーメイドしている上下二連専門のメーカー。トップロック機構といえばペラッツィですね。

ペラッツィが採用しているトップロック機構には以下のような特徴があります。

○トップロック機構の特徴

 1.銃の価格が高くなりやすい!

 2.マズルジャンプが低くなりやすい!

 3.得点を優先した閉鎖機構!

1.トップロックは機関部を製造するときにコストが掛かる為、銃自体の販売価格が高くなりやすいという特徴があります。

2.トップロック機構は機関部の全高を低くすることが出来る為、マズルジャンプを抑える事が出来ます!アンダーロック機構でも紹介しましたが、反動の軸が体の中心に近ければマズルジャンプを抑えることができます。3つの機構の中ではトップロック機構が一番機関部を低く製造出来ています。

写真の2枚目はペラッツィMX8の機関部の全高をノギスで測った写真です(大体33.0mm)。アンダーロック機構のミロクと比較しても8.5mmも低くセンターロック機構のベレッタより3mm低い!

3.設計のちからによる耐久性能はセンターロック機構に負けてしまいますが、機関部を限界まで低く出来ています。ペラッツィのトップロック機構はスコアを1点でも多く掴み取るために金と手間を注ぎ込んだ閉鎖機構と言えます!

いかがだったでしょうか?

機関部一つとっても各メーカーの特徴や何を優先した設計しているのかがわかります!

ここに記載しているのは上下二連の機関部のほんの一部分ですが、

これからクレー射撃を始める人も、銃の買い替えを考えている人にも参考になれば幸いです!